新卒入社社員インタビュー

talk_n04_03(養藤文哉さん)

養藤 文哉

2020年にサンリオへ新卒入社。営業本部 EC営業部 EC三課所属。 入社後はグリーティングカード事業本部にて営業を担当。現在はEC営業部で大手ECを担当し、営業・広告販促・プラットフォーム戦略を担う。

「笑顔」を届ける本気度に惹かれて—企業理念に共感した入社の原点

サンリオへ新卒で入社を決めた理由を教えてください。

「みんななかよく」という企業理念に共感し、その理念を本気で実現しようとしている姿勢に惹かれて入社しました。

就職活動では「自分がワクワクできること」と「この会社を通じて社会にどんな価値を届けられるか」という2つの軸を大切にしていました。法学部に在籍していたこともあり、当初は銀行やインフラ企業が有力な選択肢でしたが、大学時代ギターオーケストラの演奏会で拍手をもらう喜びや、喫茶店のアルバイトでお客さまの笑顔に触れた体験を振り返るうちに、人を喜ばせるエンターテイメント領域に強く興味を持つようになりました。

サンリオとの出会いは、友人からの「サンリオとか受けてみたら?」という何気ないひと言でした。企業研究を進める中で、目には見えない「笑顔」という価値を世の中に届けようとしている点に、他社にはない熱量を感じました。自分もその一員として価値を発信していきたいと思い、入社を決めました。

新卒で入社してみて、最初の印象はどうでしたか?

20204月の入社だったため、コロナ禍の真っ只中でのスタートでした。実際に出社できたのは7月からで、全員がマスクとパーテーション越しに仕事をしている状況でした。同期や先輩の顔や名前もなかなか覚えられず、「会社で働く」ということ自体が手探りだった記憶があります。

一方で、想像以上に「自由」が認められている会社だという印象も強く残っています。服装や髪色の自由度はもちろん、テレワークの運用なども個人の事情に合わせて上長がフレキシブルに判断してくれます。歴史のある企業でありながら、社員一人ひとりに寄り添う柔軟さがあることを肌で感じました。

現在の仕事内容、担当領域を教えてください。

現在は、大手ECサイト上でサンリオの商品をお客さまに届けるために、営業として商品登録・掲載内容の整備やストアページの最適化、広告販促の運用、在庫・出荷管理まで幅広く担当しています。単純に商品を卸すだけではなく、キャラクターの世界観と、購入される方の生活シーンを結びつける戦略設計が求められる仕事です。さらに、毎週の定例商談ではECサイト側の担当者と販売戦略を協議しています。

この仕事は自分一人では完結しません。倉庫スタッフ、商品登録を担うメンバー、在庫をコントロールする商品部など多くの部署との連携が不可欠です。地方からリモートで参加している専任メンバーとは電話やチャットで密に状況を共有し、倉庫や商品部の方々にも直接足を運んで本音を聞くようにしています。各部署の事情や立場の違いも含めてしっかり受け止め、チーム全体で最適な売り方を組み立てていく。この「ハブ」としての役割を、これからも大切にしていきたいと考えています。

バズよりブランド、その転機は「即却下」から始まった

入社後の経験で最も大きかった気づきは何ですか?

パートナーである ECサイト側から「配送用段ボールにハローキティのデザインを印刷して、数千万人のお客さまへサプライズで届けないか」という大型プランの提案をいただいたことがありました。莫大なコストがかかる施策でしたが、届いた瞬間のサプライズがSNSで話題になる可能性も感じ、自分自身も「これは面白い」とワクワクしながら社内の上長に提案をしました。ところが、結果は即却下でした。

その際、上長からは、「ハローキティの箱の中にサンリオ以外の商材が入っているのは、ブランドとして違う」「単にバズらせることが仕事の本質ではない」と明確に指摘されました。キャラクターやブランドへの深い愛情が伝わる言葉に、私はハッとさせられたのを覚えています。
この経験をきっかけに、私の中で判断軸が「単に売上を作る企画」から「ブランドを守り育てることができるような企画」へと変わりました。売上規模だけでなく、「これをやることで誰がどう幸せになるのか」「届ける笑顔の質はどうか」という原点に立ち返るようになったんです。キャラクターを愛してくださる方の気持ちを第一に考え、ブランドを守り育てていく。その本質に気づかされた、かけがえのない転機でした。

その経験が、日々の商談やチーム連携にどのように活きていますか?

あの経験以来、企画を考えたり提案したりするときには、「届いた先でどんな体験が生まれるのか」をまず考えるようになりました。たとえば新生活シーズンの商談でも、単に売れ筋の商品を並べるのではなく、「入園を控えたお子さまが、毎日のお弁当の時間を楽しみにしてくれるように」といった具体的なシーンから逆算して提案を組み立てています。具体的には、小さいお子様のいる親御さん向けにシナモロールのランチグッズをセットで提案するといった形です。

チーム内でもこの考え方を共有するようにした結果、倉庫スタッフや商品部のメンバーから「こういう売り方ならうちも協力しやすい」「この組み合わせの方がお客様に喜ばれるのでは」といった前向きな声が上がるようになりました。この12年で、部署の垣根を越えて声をかけてくれたり、悩みを相談してくれたりする人が明らかに増えています。
一人で数字を追っていた頃には見えなかった景色が広がっていて、この経験が、現在のチーム連携と提案の質の両方を支える土台になっています。

「昔好きだった」を「今、大好き」に変えるために

今後、どのような挑戦をしていきたいですか?

「昔、サンリオが好きだった」という過去形の会話を、「今、大好きなんです」という現在進行形に変えていきたいと考えています。日常の中に当たり前にサンリオがあり、一人ひとりに好きなキャラクターがいて当たり前。そんな時代を作ることが、5年後、10年後の大きな目標です。

そのために取り組みたいことは二つあります。
一つはグローバル展開です。SNSが世界中をつなぐ今の時代に合わせて、国ごとにターゲットを絞り込みながら、将来的には海外に直営の実店舗やECサイトを立ち上げるなど、「現地のお客様に沿った購買体験」を届けたいと考えています。
もう一つはキッズ・ベビー層へのアプローチです。次の世代の子どもたちにサンリオの商品と出会ってもらい、好きになってもらうための仕掛けを、時代の変化に合わせてアップデートし続けていきたいです。そのためのタッチポイントを、ECで作りたいと思っています。

サンリオに入社を希望する方たちへ伝えたいことは何ですか?

サンリオに入ること自体をゴールにするのではなく、「サンリオの一員として、社会に対してどんな価値を届けたいか」をぜひ深く考えてみてください。お客様の立場で好きでいることと、届ける側として主体的に動くことは、まったく異なる経験です。
私自身も、単純な売上だけを追っていた時期を経て、「この仕事で誰がどう幸せになるのか」と内容にまでこだわるようになったことで、仕事の手応えが大きく変わりました。

サンリオの「みんななかよく」という理念について自分なりの定義を持ち、常に考え続けながら自分自身をアップデートしていける方と、ぜひ一緒に「笑顔の届け先」を広げていきたいと思っています。

  1. ホーム
  2. 採用情報
  3. 新卒入社社員インタビュー