基本的な考え方
当社では、多様な人材がそれぞれの強みを発揮しながら成長し、互いに尊重し合える組織づくりを推進しています。また、企業理念「みんななかよく」やVMV(Vision・Mission・Value)の実践を通じて、一人ひとりが働きがいを感じながら挑戦できる環境づくりを目指しています。
その実現に向けて、半期に1回エンゲージメントサーベイを実施し、従業員の声を組織運営や施策立案に活用しています。調査結果をもとに継続的な改善活動を行うことで、従業員と会社がともに成長できる組織づくりに取り組んでいます。
主な取り組み
エンゲージメントサーベイ
当社では、2020年より調査を実施しています。2025年には本社・物流拠点のアルバイト従業員まで対象を拡大し、2026年度は店舗アルバイトを含む全従業員を対象として実施しています。
定期的な調査と、結果を踏まえた改善活動を通じて、雇用形態を問わず一人ひとりが活躍できる職場づくりを推進しています。
2025年度エンゲージメントサーベイでは、企業理念「みんななかよく」への共感に関する設問のポジティブ回答率が94%、ビジョンへの共感が93%、ミッションへの共感が90%、バリューへの理解が84%となりました。
こうした高い共感と理解は、多様な人材の協働や組織の一体感を支え、変化の速い事業環境においても持続的な価値創造を実現する原動力となっています。
今後も、企業理念・VMV(Vision・Mission・Value)の浸透とエンゲージメント向上に取り組み、人的資本の価値向上を通じて、持続的な成長と企業価値向上の実現を目指していきます。
社長対話
従業員エンゲージメントを高めるために、グループの従業員と当社社長が直接対話する機会を設けています。参加する従業員にとっては、経営トップからグループのめざす姿を聞くとともに個々の思いや希望を伝える機会となり、やりがいやモチベーションの向上につながっています。
社長対話の実施実績
| 年度 | 実施方法 | 対象者 | 実施人数(名) |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 部門別セッション | 当社従業員 | 210 |
| 2023年3月期 | 少人数セッション | 当社従業員 | 39 |
| 2024年3月期 | 少人数セッション | 国内グループ会社を含む新卒採用者、キャリア採用者 | 69 |
| 2025年3月期 | 少人数セッション | 国内グループ会社を含む新卒採用者、キャリア採用者 | 91 |
| 2026年3月期 | 少人数セッション | キャリア採用者(正社員・嘱託社員・専任社員) | 61 |
ビジョン・ミッション・バリューの浸透
当社では、企業理念「みんななかよく」やVMV(Vision・Mission・Value)が日々の業務や意思決定の中で実践されるよう、さまざまな浸透施策を実施しています。
従業員一人ひとりが理念やVMVを理解し、自身の業務とのつながりを考えられるよう、VMVハンドブックやポスターを活用した情報発信を行っています。また、全社ポータルでの役員リレー記事の発信をはじめ、経営層が企業理念や事業への想いを直接語る社内イベントを開催し、経営と従業員の対話を通じた理念浸透を促進しています。
さらに、新入社員研修ではサンリオの理念や価値観の理解を深める機会を設けるほか、階層別研修では、組織運営や意思決定においてVMVをどのように体現するかを考えるプログラムを実施しています。
こうした継続的な取り組みを通じて、従業員が共通の価値観のもとで協働し、多様な人材が活躍できるサンリオらしい組織文化の醸成を推進しています。
スマイルミッションアワード
当社では、2023年3月期から新たな社内表彰制度「スマイルミッションアワード(SMA)」をスタートしています。「エンターテイメントに新たな価値を。次世代の楽しさや喜びをみんなで共創していく。」というミッションを実践した取り組みを表彰する制度として実施しています。所属を問わず、あらゆる従業員が生み出したさまざまな分野の価値を称賛し、さらなる価値創出につなげていきます。
スマイルミッションアワードの構成
- ビジネススマイル賞:大きな経済価値を創出し、笑顔を生み出した取り組みが対象
- カスタマースマイル賞:新しい顧客価値を創出するためのチャレンジングな取り組み、「サンリオ時間」創出を達成して笑顔を生み出した取り組みが対象
- カンパニースマイル賞:社内において新しい価値を創出して笑顔を生み出した取り組みが対象
社長月報「T’s mart」
イントラネットでは毎月、社長月報「T’s Mart」を発行し、社長の考えやメッセージを従業員に直接届けています。
Sanrio Nakayoku Projectの社内推進
当社が実施している社会貢献活動「Sanrio Nakayoku Project」を継続していくために、社内イントラネットを活用して毎週月曜日に同プロジェクトの活動を紹介しています。国内外の子会社にも同内容を発信し、一体感の醸成を図るとともに、エンゲージメントの向上につなげています。
また、イントラネットでは「Sanrio Character Aid」(病院・施設訪問)やフードドライブなどの活動に参加する従業員ボランティアの募集も行っています。「Sanrio Nakayoku Time」制度を活用し、従業員は最大半日まで(活動内容による)/年2回まで、イントラネットで募集されたボランティア活動に業務時間内に参加することができます。
2026年3月期は207名の社員が従業員ボランティアに参加しました。また、2026年よりサンリオグループのボランティア活動実施月間として「ボランティアマンス」を制定し、初年度として418名の社員が参加しました。