Environment資源の有効活用

指標および目標

当社グループは、商品廃棄数の削減や在庫の再活用によって 、当社国内物販事業における商品廃棄額を2025年3月期までに2021年3月期比80%以上削減する目標を掲げ、2024年3月期に2021年3月期比90%超の削減を達成しました。
また、当社は、2027年3月期を目標年度とする温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標を設定しています。
そして、今後サステナブルに「One World, Connecting Smiles.」を達成すべく各ステークホルダーと協働することで、Scope1、2については排出量を2019年3月期比60%削減、Scope3については売上高当たりの排出量を同10%以上削減する目標を掲げています 。

廃棄金額推移

商品廃棄額の削減目標のグラフ

商品販売・物流における取り組み

在庫の適正化による商品廃棄数の削減

当社は販売動向の分析精度を高め、各商品の販売期間を明確に設定しています。在庫の適正化を図るとともに、アウトレット販売やイベント景品など、在庫を再利用することで、商品廃棄数の削減につなげています。

環境に配慮したショッピングバッグ

サンリオキャラクターがあしらわれたショッピングバック類

環境負荷の少ない素材やインクを使用したバッグ

ショッピングバッグは、プラスチック製から紙製に変更し(大型商品用特殊サイズを除く)、紙製バッグには、再生紙など環境負荷の少ない素材や、環境に配慮した「植物油インキ」を使用しています。ギフトバッグにも植物由来の素材を使用し、CO2排出量削減に取り組んでいます。

段ボールの再利用

当社では「サンリオディストリビューションセンター」で発生した使用済みの段ボールを、ほぼ100%再利用しています。また、受注状況によって適正なサイズの段ボールを指定する運営をしており、無駄なく、なるべく小さなサイズの段ボールで出荷できる仕組みを構築しています。

使用済み段ボールのリサイクル量

  • 2022年3月期 233トン
  • 2023年3月期 264トン
  • 2024年3月期 280トン

入荷時段ボール箱の再利用実績

  • 2022年3月期 18,104枚
  • 2023年3月期 31,413枚
  • 2024年3月期 75,861枚

※ディストリビューションセンターに納品された段ボールを、詰め替えずに再利用

サンリオディストリビューションセンター

商品を管理・出荷する物流センター
「サンリオディストリビューションセンター」(東京都あきる野市)